習慣化したければ、初動だけ意識する【「めんどくさい」がなくなる本】
めんどくさいなー。
あぁ、めんどくさい。
あれもこれも、やりたいことはあるんだけど、どうしても動けないんだよね・・・。
私って、本当にダメな人間だー・・・。
と思っていた私ですが、最近自分の「やる気」に関わらず行動出来るようになってきました。
これは決して、私が意識高く頑張っただとか、根性で毎日頑張ってるとかではありません。
行動できるようになる前と後で違うのはたった1つ。
自分を動かすコツを理解したからです。
『「めんどくさい」がなくなる本』で学んだこと
本屋で見つけたこの本は、凄くそそられるタイトルでした。
行動するのに、やる気も、努力も、忍耐も、根性も必要ありません
引用元:鶴田豊和(2015年)『「めんどくさい」がなくなる本』フォレスト出版
やる気のない私ダメだーと思っていたのに 、「やる気」必要なし。と教えてくれた本です。
この本で学んだ、行動するのがめんどさいと感じるときの共通点が、本当に私そのままだったので、その部分の紹介と、私が実践して効果のあった自動的に行動できるコツをこれからご紹介します。
行動するのがめんどくさいと感じるときの共通点
「やらなきゃ」と思う →
いろいろ考えてしまう →
「めんどくさい」と感じる
引用元:鶴田豊和(2015年)『「めんどくさい」がなくなる本』フォレスト出版(P44)
何かをやらなきゃと思うと「めんどくさい」と感じやすくなる。
これ、私のめんどくさいと思う思考は必ずこれです。
「やらなきゃ」という気持ちではなくて、「やりたい」であればすんなり行動できるのでしょうが、どうしても自分に甘く、ゲームや漫画に走ってしまう。
本書では、行動するのがめんどくさいと感じるときの共通点を踏まえて、「行動するのがめんどくさい」をなくす4つの法則が示されていました。
「行動するのがめんどくさい」をなくす4つの法則
法則1:「やらなきゃいけないこと」を減らす
法則2:「やらなきゃ」と思わないようにする
法則3:「やらなきゃ」と思っても、いろいろ考えない
法則4:工夫して、とにかく行動する
引用元:鶴田豊和(2015年)『「めんどくさい」がなくなる本』フォレスト出版(P52)
法則1:「やらなきゃいけないこと」を減らす
まず、そもそもやらなきゃいけないことを最小限にする。
好きでもないことや、工夫次第でやらなくても良いことは、極力減らすことで、そもそもの「やらなきゃ」を減らします。
法則2:「やらなきゃ」と思わないようにする
ここは難しいところのようです。
法則1で可能な限りの「やらなきゃ」を減らしても、やらなきゃいけないことだってあります。
それがどうしても好きではないことの場合も確かにありますよね。
これはできるだけ意識していくしかないのかな、と。
例えば、
- 風呂に入らなきゃ
と思うか
- 風呂に入りたい
と思うかは人それぞれですよね。
では、前者の「風呂に入らなきゃ」と思う方は、何をすれば風呂に入ることが楽しくなるかを考えてみると「風呂に入らなきゃ」→「風呂に入りたい」になるかもしれません。
法則3:「やらなきゃ」と思っても、いろいろ考えない
これも・・・難しいですね。
「考えない」と言われても、考えてしまう人もいます。私もそうです。
意識が強い方であれば、「考えるだけ無駄だ」と意識を切り替えられるかもしれませんが、私みたいな豆腐メンタルな人間は、「考えちゃだめだ・・・でもやっぱり仕事行かなきゃ・・・仕事行くと上司に怒られるかも・・・あああ・・・」となってしまいます。
本書には、この「考えない」力をつける方法も記載されていましたので、気になる方は読んでみて下さい。
正直考えないようにするというのは私にとって難易度が高すぎたので、頭の片隅に入れとく程度にとどめています。
法則4:工夫して、とにかく行動する
私が実際に試しているのは、この法則に関連することです。
工夫というと少し難しく聞こえる気がしますが、要はとにかく自分が行動できるきっかけを考えればOKですね。
以下に私が実践してみてとても効果のあった、行動する確率をアップさせる方法をご紹介します。
【実践】行動するためには初動が大切です
行動を習慣化したいのであれば、行動するのがベストです。断言出来ます。
行動するのがめんどくさいのに、行動するってどういうこと?と思いますよね。
でも、とにかく行動を習慣化したければ、行動するのが1番手っ取り早いんです。
行動することで人間は脳から「ドーパミン」という物質が分泌され、それによってON状態、つまり「やる気」が出てくるらしいです。
細かいことは知らなくてもいいのですが、行動するためには行動せよ、と覚えておきましょう。
さて、ここからは私が実践している方法。
それは、行動につながるめちゃくちゃ簡単なアクションを1つ用意しておくこと。
例えば・・・
- 手帳を書く → 手帳を開く
- 勉強する → ノートを開く
- ジムに行く → スポーツウェアに着替える
こんな感じです。
簡単アクションは、
- 簡単であること(無意識に出来るくらい簡単だと良い)
- 1つのアクションで完結されていること
簡単であればあるほど良いと思ってOKです。
「やる気がでない」「めんどくさい」と思っても、これだけはやると決める。
もしこの簡単アクションが出来ない場合は、ここで初めて自分に原因があると思ってください。
補足:簡単アクションが出来ないときは
- 簡単アクションの見直し
- 判断基準の誤りの可能性
簡単アクションが出来ないときは、もう一度内容の見直しを。
そして、勘違いしないで欲しいのが、まず当面の目標は「簡単アクション」を行うことです。その後、実際に勉強したかとか、運動しかとかはというのは一旦考えない。
行動が出来た・出来なかったは、簡単アクションが出来るようになってから考えれば良いです。
習慣化に関する記事はこちらも書いているのでよければどうぞ!
最後に:習慣化は簡単にできる行動から
繰り返しになりますが、簡単なアクションであればあるほど、初動がとれ、初動がとれると行動出来る確率が格段にアップします。
めんどくさいと思ったら、行動しろ!
本当にこれに尽きますし、これさえ守れば習慣化の道も見えてくると思います。
ではまた!